9.13.2016

こっちゃん

9月12日 AM8:30頃。

12歳と四か月。
こすけくんが病の苦しみから解放され、安らかに眠りました。


深夜から明朝まで、大変な病気と最後まで戦ってくれました。



いつも眠っていた自分のソファで最期を迎えました。

私の支えなしには上がることは出来ず、ソファに着くとぐらりぐらりと体をゆらし、腕に抱くと体はすでに体温を失いつつありました。

苦しそうな息と気管に入り込んだ水分を何度かはき出し、糸が切れたように崩れ落ち、そして静かに息を引き取りました。


先日ご報告したように、心臓の機能が低下し、気管は圧迫され、肺に水が溜まり、最期は窒息してしまったのでしょう。

本当に苦しくて苦しくて、心細く恐ろしかったと思います。
無力な自分が本当に嫌になりました。

救急の病院に駆けつけていればあるいは。などと、後悔ばかりが頭をよぎります。





しかし、もし仮に病院に辿りつけたとして、果たして自分の腕の中で看取ってやることが出来たかどうか。

一人きりで逝かせることになっていたら、それこそ後悔してもしきれません。

奇しくも息を引き取ったのは月曜日。私の定休日を感覚で理解していた彼は、もしかすると私を待っていてくれのたかもしれません。

到底、この悲しみを言葉にすることは出来ませんがひとつだけ。

この腕で看取れたこと、その一点だけは本当に良かった。





もっともっと沢山、美味しいお肉もおやつも食べさせてやりたかった
大好きなボール投げも沢山してあげたかった
もこもこしてくさいのだけれど、温かいあの匂いがいとしい

本当にさみしいなぁ、ほんとうに


今しばらく前向きに歩き出すのは難しいかもしれないけれど、また逢える日が必ず来る。
その時まで。

愛しているよ、こっちゃん。

ありがとう。




9.10.2016

Don't give up

このところ少々厄介な事案に頭を悩ませています。

それはこすけくんの病気の悪化。

今年初めに行なった心臓病検査の結果と比べ、急激な悪化を見せ、とうとう一番悪いステージへと進行してしまいました。

血液を循環させるための弁の異常によって引き起こされる心臓肥大。肥大した心臓と背骨に気管が圧迫され咳と呼吸困難が起こります。

ここ数日は、大好きだった散歩もままならなくなり、食も細くなりつつあります。
薬の量も増やし経過を見ていますが、目立った変化もなく、不安な日々を過ごしております。

公の場でこの様なお話をするのも憚られますが、自分の置かれている状況を冷静に判断するためにもあえてご報告致しました。

私が下を向いていたら、それこそこすけくんまで元気を無くしてしまいますよね。
やれるだけ精一杯、注げるだけ注いであげたい次第です。

先日のブログを読んでいただき、こすけの出勤を楽しみにしてくださっていたお客様が多数いらっしゃいました。
また元気に姿をお見せできるように、今しばらくは静養を最優先させたいと思っております。

非常に重苦しい記事で申し訳ありませんでした。


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