2.09.2018

Different Way (in my head/tommy guerrero)

夕日といえば西伊豆。ってイメージがあります。
夕日好きを公言しておりましたが、なかなか足を運ぶ機会がなかった西伊豆へと行って参りました。

このところの寒さ続きで、残雪が多く残る箱根越えルートは肝を冷やしましたが、何とか無事通過。
こちらも初の訪問、修善寺を経て、目的地である土肥温泉へと赴きました。

さっそく、駿河湾へと沈む夕日を拝もうと、夕飯前に旅人岬へと向かう事に。
ごうごうと白波をたてながら吹き荒れる強風にさらされること一時間弱。

青とオレンジのカクテルみたいな空に、線香花火のような夕日が揺れてとろけて海に沈んでゆく。
言葉にできない美しい光景でした。

これが見目麗しい淑女と一緒ではあれば尚のこと素晴らしいひと時であったでしょう。

そう。振り返ればいつものおじさん

人生の夕暮時を迎えたおっさん二人が、仲睦まじく夕陽を眺めるさまったらない。
若い女子二人組がこちらをちらちらと伺っていたが、我々が期待した様な理由でない事はあえて言うまい。



冷たい海風にさらされ、つま先まで冷え切った体を温めるため、足早に宿へと戻り温泉に浸かる。至福。

その後、カニ、アワビ、伊勢エビと豪勢な海鮮料理を頂いた。
個室居酒屋のように間仕切られた部屋での食事。辺りの席から漏れてくるのはカップル達の楽しげな会話。
居たたまれない心地もあり、そそくさと部屋へと戻り一杯やることに。
部屋に戻ると、案の定、仲良く並べられた布団に苦笑い。

女子会、女子旅、など女性への優遇や認知度はいわずもがな。
ところが男旅をしていると感じるのが、サービスを提供する側の発する、一種の扱いずらさや、居心地の悪さみたいなもの。
我々はただ腐れ縁のような容易さから、旅を共にするようになったのだけれど、現代において性的マイノリティも様々。
男旅も広く認知され、男旅割なーんてうれしいパッケージなどが登場するとうれしく思います。


翌日は、堂ヶ島を目指す。
洞窟めぐり遊覧船を期待して車を走らせましたが、生憎強風と高波の為欠航。
手近な寿司屋で地物のネタを頂き、早めに帰路につきました。

東伊豆ほど豊富なコンテンツがある訳ではなく、地味な印象をもっていた西伊豆でしたが、駿河湾の海の幸や、いつもとは違う角度から観る壮観なMt富士などなど、とても良い印象が残る旅でした。
またいずれ、堂ヶ島でのリベンジがてら伺おうと思います。




蛇足。
10年ほど前、フィルムカメラにハマっていた時期がありました。
その頃も夕日をカメラに収めるため、方々に足を運んでいました。
久しぶりに当時作った動画を観たら、再生回数が26000回となっておりビックリ。
まートミーゲレロさんの音源を使ったからだろうけれど。
こんな写真を撮っていたんです。なつかしい。

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