天候を懸念し、キャンプの予定を変更。
熱海へと日帰りの小旅行に行ってきました。
雑誌「dancyu」の提案「熱海でニュースタイルな干物呑み」の文字を目にしての事でした。
東海道線の車窓から西湘バイパス越しの海を眺めていると程なく到着。1時間半と日帰りに丁度良い距離感。
平日だったので観光客もまばらな駅前商店街を散策。早速、顔ハメに吸い寄せられるおじさん。
午前から飲酒は気が引けるので、超絶急こう配をバスに揺られMOA美術館へ。
展示は及第点。フムフムと足を止め食い入るような作品は少ない感じ。
ハイライトはりんかい線もびっくりの長い長いエスカレーター
どのくらい登ったんでしょう。ビルの数十階分はあるような。
眺望からも高さが分かります。
はるか眼下に海が。
バスの時間にあわせ急ぎ足で鑑賞を済ませ、熱海駅へと戻り寿司をいただく。
軍艦代わりに小鉢に盛られた品々。鮮やかで涼し気。
吉田類パイセンも好む土佐の酒「酔鯨」を合わせる。
思いがけず生桜エビも頂けました。シャリシャリした歯触りと香ばしさがたまらない。
駅近くの「すし処 和楽」。なんとなく入ったけれど良い店でした。
お次は来宮神社を参拝。
綺麗に整えられた境内は若者が多い印象。
旅行中絶対食べるやつ、今回も頂きました。
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いつものおじさんも上機嫌。空気階段のもぐらさんみたいですね |
バイクお守りと御朱印を頂戴し、同行メンバーたっての希望で、たまごを源泉の蒸気でなんとやらをしたいと申すので、ゆく。
ほどよく半熟タマゴが完成。
立ち昇る蒸気に、キャッキャと楽し気なおじさん達でした。
さて本題は干物呑み。
だがしかし、まったく腹が減らない。
食べてばかりなので当然ですが、することもないので散策しながら目的地へ。
海沿いのモナコグランプリみたいなあの辺り。
めざしにオリーブオイルとにんにくを効かせグリル。そこにレモンを搾りアイオリソースが加わる。ともすれば地味で質素に感じる干物が、ひと手間加える事で格別な味わいに。
サバの燻製バーガーも秀逸。
せっかくだからもう一軒。
「marunowa」
三軒茶屋から熱海へ移転したというお話。確かに都会的なかほりを感じました。
酒の肴も粒ぞろい。
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痛風まっしぐら。でも、だからおいしい |
もうたべられないよ、なんて言ってた傍からこれですよ。うまい肴があればいくらでも。
近ければ通いたいお店でした。
昼の寿司屋で日本酒を呑みそびれた例のおじさん。
僕も日本酒が呑みたい呑みたいとうるさいので少しだけ付き合ってやるか、と熱海駅に向かうも商店街は既にシャッターの下りた店ばかり。
午後五時閉店とかざらみたいです。
素泊まりプランで宿泊なんて時は要注意ですね。
そんな訳で、お酒を取り上げられたおじさん達は肩を落とし帰路に。
ひどく蒸し暑かったその日の帰り道、弱冷房の東海道線が長く苦痛に感じました。
新幹線だったなー