11.22.2015

過ちの後

暖かい日が続いていますね。
残すカレンダーが一枚という実感がまるで持てません。

稀に見るエルニーニョ現象が招く記録的な暖冬となる見通しのようです。
フランスの悲しい事件も他人事ではなくなっった昨今、気候くらいは穏やかに移ろいを感じたいものですが、残念ながら極端な気候となるのでしょう。


そうそう。
うちのこすけさん。やっと黒々と体毛が生えそろってきました。
耳がすごいでしょう。もさふぁぁーって

というのも彼、もともと皮膚が弱く、長年膿皮症という皮膚炎に悩まされていました。
そして半年ほど前、背中からしっぽにかけて毛が抜け落ちてしまうほどに悪化してしまったのです。

投薬や食事療法などなど、様々な措置を施しましたがなかなか好転せず頭を悩ませていたところ、インターネットで似た症状のワンコが回復したとの記事を見つけ、治療を参考にさせて頂きました。

週に1.2度、処方された特殊なシャンプーを用い、マッサージするように洗う。
けして強くこすったりせず、シャワーはぬるま湯で行いよく洗い流す事。
そしてシャンプー後のドライヤーは使わず、自然乾燥させる事。

この心掛けただけで、ツヤのある黒々とした体毛が蘇りました。

いままで良かれと思いしていた行為が、実のところ彼の病状を悪化させていたという事実に心が痛みました。

かさぶたになった皮膚をごしごしと洗い落とし、熱めのシャワーに殺菌的な効果を期待し、ドライヤーで念入りに乾かす。
と、まるで真逆の行為を繰り返していたわけです。



「良かれ」と思い焼く世話が他人にとっては迷惑な場合もあるように、思い込みを捨てちゃんとした指導や基本の下行うべきものがあるのだと痛感致しました。

齢11歳。
老犬ではありますが、まだまだ元気で快適に過ごせるよう気遣ってあげたいものです。




もうひとつ。
ぼじょれーぬーぼーが解禁でしたね。
早速行ってきました。
例のごとく、またあのおじさんと。


祭りなんでしょうね。
正直、味に関してはよくわかりません。

むしろ印象的だったのは隣の席のカップル。
さらりと四本ものワインを空け顔色一つ変えず悠然と去っていった。

豪気だねぇ~









11.05.2015

アートと収穫祭

気付けばふた月足らずで今年も終い。早いものですね。
そんな中、休日を利用し秋らしい事柄にいくつか足を運びました。


まずは芸術の秋。

モネってきました。
語感がよくってつい口にしてしまいます。

クロード・モネ展に行ってきました。



絵画の良さというものをいまいち理解出来ずおりますが、話はまず飛び込み吸収してみてからという事で。

晩年、白内障を患ってからの狂気にも似た色使いには居心地の悪さを禁じ得ませんでしたが、若かりし頃の風刺画や、自然への賛美を感じる色使いなどはやはり巨匠たる非凡さを感じました。

そしてこちらにもお邪魔しました。
モザンビークにおける平和構築「武器をアートに」

武器をアートに

長きにわたる内戦により大量に流通した武器を、自転車、ミシンなどの生活用品と交換することによって平和な生活の助けとし、回収した武器は切断・分解され、アーティストたちの手によって作品へと昇華する。



一見可愛らしい作品達ですが、それを形作るのは銃口であったり引き金だったりする。
人を殺める為の金属が持つ冷ややかな造形からは、武器によってもたらされた悲劇を物語るのと同時に、モザンビークの人々からの平和へのメッセージが込められているように思えました。






そして。

いつのまにやら認知され公然とコスプレをし馬鹿騒ぎをする日となったハロウィンがありましたね。

もともとはどこかの収穫祭だったとかなんだとか・・・
その片鱗もありませんが、もたらされる経済効果は数千億円だとか。
一大イベントになりつつある訳ですから馬鹿に出来ません。

私などこっぱずかしくってとても参加できないイベントですから、楽しげな人々をウラヤマシイなぁと思ったり思わなかったり。
恥も外聞も捨てて楽しめる悠揚自在さが時には欲しい物です。

しかし、翌朝のニュースでごみにまみれた路上を見て思うのは、ただの憂さ晴らしにだけはなってほしくないということでしょうか。
文化的で理性的なイベントへと洗練されていくことを願います。


再現度の高いチュンリー。お見事。
実は私も偶然、あの方の保護者としてハロウィンを肌で感じることが出来ました。

野毛の都橋にて、某おじさんの仲間たちと合流し酒を酌み交わすことになった訳ですが、都橋はコスプレの巣窟でした。

魔女の宅急便のキキ(おじさん)や、鬼太郎、血まみれの包帯につつまれたエロナース、小悪魔風ボンテージのおねぇさんなどなど、バラエティーに富んだ顔ぶれで存分に楽しませて頂きました。特に知人のチュンリーなど再現度の高さは秀逸でした。


そして、ズラ(スーパーサイヤ人らしい)だけは持参していた某おじさん。
到着直後がこちら。



ご一緒させていただいた、野毛の重鎮たちと某おじさん。

BEFORE


そして、悪ふざけが過ぎ、時間の経過と共に血まみれになってゆく某おじさん。




AFTER


完全体。もりすぎ。


仮装なりメイクなり、その度合いは様々ですが、参加できず隅っこで傍観するだけの自分がむしろ浮いてしまったなぁと少々反省。
来年は一念発起し、仮装に挑戦してみたいという想いがふつふつと湧き上がりました。



そうですね、テーマは80~90年代ヘビーメタル。


ジャジャーンっ どうですか。ステキでしょう。ハチみたいで。

問題はただ一つ。
これをやりきる勇気が果たしてあるのかどうかだ。

むりだろうなぁ~





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