12.07.2024

あけてゆく

 温かい12月です。


今年、年初早々の引っ越しを機に、新たな生活リズムを整えることに目一杯で、振り返ってみると至らない点が多々あったなと、新年に向け抱負も見えてきたところです

少し早い気もしますが、本年も大変大変お世話になりました

新年も精一杯努めてまいりますので、どうぞよろしくお願い致します

来る2025年は、凪の様に静穏な一年になりますように。


12月に入り、予約のお問い合わせが多くなってきております

ご予定の方はお早目のご連絡頂けますと幸いです。

年末年始のお休みのお知らせ

12月

2(月)3(火)

9(月)

16(月)17(火)

23(月)

2025年1月

1(水)~6(月)

13(月)

20(月)21(火)

27(月)


となります。

宜しくお願いいたします。

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去る11月下旬

2024年元日、震災に見舞われた石川県七尾市に住む友人夫婦に会って励ましたいとの思いから、神奈川に住む友人たちと共に福井県小浜市の町家一棟貸しを利用し、京都宮津~福井の旅を共にしてきました。

三方五湖 天空テラスにて。
七尾の友人ケンと奥さんのリエちゃん

本来であれば七尾市に出向くのが筋な気もしますが、震災の爪痕は深く、自宅の浄化槽修理の目処が立たず、未だトイレの大きい方ができないんだとか

そんな中お邪魔するのもね

と言うわけで、北陸新幹線も延線した「敦賀駅」で合流することに

十数年前の話ですが、当時当店のスタッフとして勤めてくれていたケン

元来サービス精神旺盛な彼は、こういった待ち合わせの際、必ずと言っていいほど何かを仕込むタイプ。

人通りもまばらな敦賀駅に降り立ち、車で迎えに来てくれるはずのケンを探すが渋滞のため少し遅れるとのこと

駅のロータリーで時間をつぶしていると、視界の隅に違和感が

静かな朝の駅前にそぐわぬデカい頭(ヅラ)、ヅラ分たっぱの増したデカい図体(180cm+ヅラ)が近づいてくる

ドラッグクィーンに扮したケンだった。



バックミラー越しがシュール あの恰好で運転中

合流後、京都・天橋立に向かう予定だったので、さすがにこのままではとサービスエリアで仮装を解除
腹ペコの一行は手の込んだメイク落とし待ち(小一時間)の後、やっとの思いでお昼ご飯にありつけた
たまたま選んだお店が旅の景気づけにぴったりの良店「ぽん太
クセつよ眼鏡夫婦 ケン(さっきのドラッグクィーン)とリエちゃん 

品の良いお店で幸先良いスタート

念願叶いましたが、快晴なら尚よし、は欲しがりでしょうか


股からのぞくと龍にみえるとか 

時折晴れ間がのぞき、虹がかかりました





小雨の中、リフトを利用し展望台から天橋立を望み、砂洲の中間あたりの神社まで散策した。天気が良ければレンタサイクルで対岸までいってもよいかも。


京都宮津を後にし、今回お世話になる福井県小浜市「小浜町家ステイ」へと向かう

今回利用したのは「西津湊かさまつ」6人まで利用できるグループ向けの棟

町家をリノベーションした素敵な空間だった。アメニティも素晴らしいし、水回りもすこぶる清潔。女性も安心して利用できると思います

ほかにも用途・人数に応じたいくつかの棟があり、ロケーションも様々あるようです。


バリスタともゆき

皆で料理できる広々キッチン



土間がある住まいは憧れ



最寄りの道の駅「若狭おばま」でお宿のチェックインを済ますシステム

この道の駅の品ぞろえが興奮モノに良かった。皆、初日にして土産を買い漁る

若狭湾から京都出町柳商店街へと続く「鯖街道」があるようにサバが名物。鯖寿司やサバのへしこなどなど好物がわんさと取り揃えられていた。

お宿に荷物を運び入れ、ひと息ついた後はお楽しみの晩御飯

小浜の居酒屋「どんど」にて、とれたて海鮮をいただいた

旅行中、常に感じていたけれど福井の方々の温かい人柄がこの店にも溢れていた。



福井では「こっぺ」とよばれるズワイガニのメス 香箱ガニともよばれる。漁期が一年で二か月ほどの珍重されるカニ

そんな貴重なカニを3つオーダー 壮観です

福井といえば黒龍

当然ながら美味

貝あぶり

イカバター

大きなぐじ(甘鯛)の塩焼き 好物です

オープンと同時にお邪魔した。その後続々と来店する地元の方たちでにぎわっていた
 人気も頷ける良店でした。


二日目、魚市場「若狭小浜お魚センター」に併設された刺身処「五右衛門」にて朝ごはんからスタート
いつものおじさん、ぶちょーがどうしても行きたいと願ってやまないお店。
ぶちょー やさしい店員おねぇさんに恋をするの巻

品切れていた香箱ガニのどんぶりを、店員おねぇさんのご厚意で食べれたぶちょー

私は焼き鯖定食 山盛りご飯も余裕で完食


この魚市場、魚介のおいしい石川県民も驚くほどお値打ち価格
本格キッチンを備えた町屋ステイなら、ここで新鮮食材を揃えてお得で豪華な食卓になりそうだ
次回はそのスタイル前提で楽しみたいです。

二日目のWメインは福井県立恐竜博物館、そして大本山永平寺
新幹線の延線に伴い恐竜博物館は知名度も上がり、平日でも盛況でした





このT-REXの迫力が異常 


顔ハメ職人の真骨頂 必死に恐竜から逃げるの表情、だそうです




博物館というだけあり、アカデミックな内容でした。鉱石などミネラル好きな人も楽しめる内容なのかな 
展示柵のデザインにジュラシックパーク味を感じた

ここでぶちょーとはお別れ 仕事の都合で一足お先に現実に戻って行きました。
自称ムードメーカーが退場することで、旅の進行に支障をきたすんじゃないと案じておりましたが、そんなことは皆無
入れ替わりで福井に到着した我々が誇るゆるキャラ・やまちゃんがいるもの。
ぶちょーアウト→
やまちゃんイン←



お次は「永平寺」
名前は知っていたけど、恐竜博物館からのアクセスが素晴らしく、訪問の願ってもないチャンス
思いがけず紅葉も見ごろで、境内のどこを切り取っても美しい寺院でした。
通りすがりのおねぇ様に撮っていただいたけど、チョット人物小さいネ
でもでもきれいな紅葉グラデーション








途中、一休みした「Hikari Terrace 輝防」がなかなかよい感じ
思わぬ新キャラも誕生



「能作」でタンブラーを購入、ビールはもちろん、赤ワインにもピッタリ

能作誕生
テラスに併設されたポップアップストア、錫製品を取り扱う「能作」
その看板の前に立つやまちゃんが、あまりにも能作さんで笑
地元で漁業を営む能作さん(47)誕生の瞬間。

境内の美しさとやまちゃんにたっぷり癒された私たちは、町家へ戻るべく小浜市へと戻る
その夜は食材を買い込み、宿でしっぽりやりましょうということに
途中、またしても道の駅「若狭おばま」に立ち寄り鯖寿司やつまみを、さらにスーパーで地元ぽいものを買い漁った。
インスタにアップすると鯖寿司もらえるということで、再び能作さんの出番

寄せ集めのだけれど豪華な晩御飯 ワイワイ皆での作業が楽しい

釣り好きトモユキがさばいてくれた鯛 地元価格でとってもお買い得 塩焼きでふわふわ美味でした

食後は「音速飯店」に興じ、「やまちゃんリサイタル」を鑑賞の後、楽しく幕を閉じた。


あっという間に旅行最終日。
近くの海岸へ早朝散歩 朝焼けが体に染み渡りました。




遠くの山には雲海が 静かな浜辺の朝


チェックアウトまで夜に引き続き音速飯店 独自ルール「神経衰弱スタイル」を編み出す

永平寺プリンと能作さん 
名残惜しいけどチェックアウト また来ます



旅の最終目的地へ向かう途中、お昼ご飯を「ドライブインよしだ」にて、名物イカ丼をいただいた。
カメさん島発見



かなりボリューミーだけど、ネバネバとろろのおかげでつるりといけちゃう。
満腹になったところで、この旅の最後を飾る「三方五湖レインボーライン」へ向かう。


山頂公園にはリフト・ケーブルカーがあり、さらに高みから眺望が楽しめる天空テラスへ行けます。
内陸側には五つの湖、日本海を望めば若狭湾と素晴らしい景色が広がる。
語彙力失うほど美しかった


披露宴で見るやつ

旅先で絶対食べるやつ 今回も

これを↓

こうっ


ひとしきり絶景を堪能した後、帰路の石川県小松空港へと向かう。
たのしい時間も黄昏時。空も寂しげに見えます。




空港近くの回転すしで最後の食事。
最後は気兼ねなくパクパクが定番になりつつあります。回転すしでこのクオリティはうらやましい。



最後はカニで〆

香箱ガニ 来年も食べれるかな






またね

人柄も良く、食も風景も想像以上
福井サイコーでした

今回の旅の目的「被災した二人を励ます」どころか、むしろこちらがもてなしを受けた気がします。
長時間・長距離運転も買って出てくれたケンに感謝
嫌な顔一つせずオジさん達に付き合ってくれたリエちゃんに感謝

また春に会いましょう。

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