10.13.2015

男祭りin KYOTO #2

AM5:30

怪獣のいななきで目を覚ます。
この旅恒例である為、慣れとは恐ろしい物だと感じる。
が、今回は少々勝手が違った。

インスタおじさん特有である変則的爆音サウンドは健在であるのだが、加えて新参T氏の規則的かつ前者に負けぬ轟音ビートが加わり、凶悪極まりないアンサンブルがうららかな京の朝を汚した。



そんなこんなで二日目。
イノダコーヒー本店で朝食を頂き、開店間もない錦市場をぶらり。


その後、寺町通り本能寺にて新参T氏の朱印帳を手に入れ、南禅寺を目指した。
煉瓦造りの琵琶湖疏水路と寺院という、和洋式が混在するにも関わらず不思議な調和があった。



哲学の道をてくてくと小一時間ほど歩き、道すがらお好み焼と絶品甘味を頂く。

まめかん「きみや」
前回は、あまりの旨さに二日続けて訪れた甘味処。
こぢんまりとしてセンスよい店内と、はんなりとした振る舞いのおねぇさんがとても京都らしい空間。
銀閣寺参道手前、右に少々逸れた辺り。
おすすめです。

そして、近くまで来たものだから銀閣寺に寄る。
人で溢れかえる境内を駆け足で巡り、げんなりと疲れ果てた一行はホテルに戻り夜に備えることに。

ここで一つ誤算があった。
大陸からの旅行客で溢れかえるバスは地獄絵図。
京都駅までの道のり、バスを選択した我々だったが、ここは奮発しタクシーを選ぶべきであったと後悔。
京都は町がコンパクトである為、タクシー料金が安く済む事が多く、この様な目に遭わぬよう積極的に利用した方が良い気がする。



ホテルにたどり着きベットに崩れ落ちる一行。
旅の本筋と言えるはしご酒に備え、英気を養う事数十分。
夕刻が近づき、むくむくと湧き上がる酒呑み根性が疲れ果てた背中を押した。

ホテル近くの旨い焼き鳥屋、そしてぼちぼちのおでん屋と軽く二軒やり、先斗町~木屋町界隈を歩いた。



途中、やけにテンションの高い立ち飲み屋に寄る。たこ焼きをつまみに一杯やり、人懐っこい店員さんと一人意気投合するインスタおじさんを傍観し、頃合い見計らい、高瀬川沿いのディープな界隈へとさらに進んだ。


そして、たどり着いたのがこちら。
「ココボンゴ」


可愛い看板ながら漂う怪しい気配、一見には少々重すぎるドアを恐る恐る開く。
すると飛び込んでくるエキセントリックな店内。

しかし、拍子抜けするほど快く受け入れてくれた。
常連さんが一名と、切り盛りする女性が一人。サブカル色濃い京都らしからぬ佇まい。
緊張も解れリラックスする頃には、異質に思えた店内もステキな空間に思えるから不思議である。
すっかりと京都のアンダーグラウンドな一面にも魅せられた。

お話を聞くと、みうらじゅん氏、ジョジョの作者・荒木飛呂彦氏など、濃ゆい著名人も訪れる名店だという。

タマボンゴ(この日の店主。日替わり制らしい)嬢の気配りと、優しい常連さんのお蔭ですぐに打ち解け図に乗る最年長。
そう、ここでもインスタおじさんである。
途端にピッチを上げ、揚々とグラスを煽る彼は案の定、昨夜の大トラに続いて完全に酩酊状態。


うなだれる五十路。通称インスタおじさん。シェリー酒にこっぴどくやられるの図。


数回目の入洛で、これほどディープな店と出会えたのは幸運だった。
ここならば一人ちょこんと佇んでも寂しくあるまい。

深夜枠に心強い店ができ嬉しい思いであったが、そろそろ良い時間。
明日に備えホテルへ帰らねば。
後ろ髪ひかれる思いで店を後にした。


昨夜に続き、酩酊おじさんをホテルまで運搬しベットに放り込む。
明かりを消す頃にはすでに誰かの寝息が聞こえた。

明日最終日は私の一存で決めさせていただいた、比叡山延暦寺へと赴く。
聞くところによれば、数多の偉人が修行を積む為訪れた巡礼地だという。

京の鬼門の方角に位置し、鎮めるため建てられたという延暦寺。京の街を見下ろす霊峰からは何が見えるのか。

そして眠りはすぐに訪れた。














10.09.2015

男祭りin KYOTO #1

先週に引き続き、夏休みの第二弾を頂きました。
これにて年内の予定は概ね終了です。

この連休を糧に残る数か月、年末に向け存分に勤しむ所存でございます・・・ふぅ

兎に角。
ご迷惑お掛け致しましてすみませんでした。



さてさて。
さすがは京都。はずしまへんな。
五感全てで満喫致しました。

「男祭り」と称し年に一、二度、おっさんが徒党を組んで各地を旅する訳ですが。

と申しましても、夜な夜な繰り広げられる、恍惚とした男同士のぬらぬらした祭りではございません。

酒場を放浪し、寺社仏閣を巡りご朱印を頂き、各地を行脚する至極まっとうな、言わば巡礼者のような旅でございます。
巡礼とはいささか大げさとお思いでしょう。が、酒場とはその土地や人を知るうえで非常に有用であるが故、私にとってそこは聖地と呼ぶに足る場所なのです。

今回は最年少の新参を含め四人での旅となり、新しい場所も巡りつつ、知りうる限り案内しながらの旅となりました。



初日。
日曜日の営業を早めに切り上げ、午後六時半に新幹線に乗り込む。
京都にて石川県から参戦する一名と合流し、前もって予約した「シトロン ブレ」という、河原町辺りの有名なステーキ屋から旅は始まった。



今回の旅で食したその大半において、洗練された味と見目よい料理の数々だったが、その中でも特に印象的だった初日の一発目。
数十日熟成させ、フランス式の揚げ焼で供された500gステーキはあまりにも鮮烈。

実は京都人は肉喰い、という事実を改めて体感した。

期待以上の味に好調な滑り出しとなり、旅の前途に否が応にも期待が高まった。

その後、ワインの店をもう一軒。



まるでビールのようにグビグビと、赤ワインを傾けていた約一名が案の定大トラへと豹変し、がうがうと暴れだす。
呑みなれないワインだったとはいえ、あんまり面倒くさいものだからホテルへと送還することに。

途中、ロビーで転げまわる様は分別ある大人の行動とは言えぬものだったが、酒のニガテな彼にしては皆に歩調を合わせ頑張った結果なのだろう。

部屋に放り込むと、すぐさまトイレに駆け込んでたようだが、そんな彼を尻目に再びホテル近くの居酒屋へ。

さすがに酒は控えめに終えたが、夜中の炭水化物とはなぜこんなにも美味なのだろう。
おこげのあんかけを美味しい味噌汁と一緒に頂く。

お出しの効いたおつゆが染み渡り、初日をすとんと締めくくってくれた。







9.30.2015

港に響くピアノと誰かの世界

私の遅い夏休み第一弾が終わりました。

9/27に横浜赤レンガパークにて行われた「ブルーノートジャズフェスティバル」に始まり、「中之条ビエンナーレ」で自然とアートに触れる休日を過ごしてまいりました。



まったく近づけませんでしたよう・・・空気だけでもお届け致します・・
意中のアーティストが出演することもあり、禁断の日曜日休日を決行致しましたが、その甲斐あって良いショウを観ることが出来ました。

待望の「ハイエイタス カイヨーテ」から始まったイベントは、「パット メセニー」「スナーキーパピー」と続き、もう一つのお目当て「ロバート グラスパー」が登場。
夕暮の赤レンガも相まって、美しいピアノの旋律が染み入りました。
ひょうきんな彼の人柄もまた、良い味わいとなって観客を魅了しておりました。

続いて登場は「インコグニート」。ゴージャスを売りにするバンドだけあり、圧巻の歌唱力を存分に発揮する三人のヴォーカルには唸らせるものがあった。
が、最期の曲がなぜかボブマーリィのSE。そこはせめてカヴァーすべきでしょう。
なんだか尻すぼみ感は否めませんでした。

そしてヘッドライナー「ジェフベック」が登場。最重要アーティストではあるのですが、すでに疲れ果て、正直あまり興味がない事もあり、帰宅難民になる前にそそくさと撤収致しました。

この手の所謂「野外フェス」という物に初めて参加したわけですが、大抵休日の開催であり、その観客の多さや交通機関の混雑と、普段あまり経験が無かったもので少々堪えました。

ライブに関しても、複数アーティストが出演する為、演奏尺は必然的に少なくなる。
贅沢を言わせて頂くと、やはり単体公演でじっくり拝見するのが自分には向いていると結論。

しかし、これだけのアーティストが一同に会する機会もそうそう無い訳で、参加できた事に素直に感謝です。



そして。
二年に一度開催される「中之条ビエンナーレ」
自然とアートの融合、そしてそれに伴う地域の活性化と、最近各地で活発化しているアートイベントのひとつです。

四度目の参加となる今回。初回から数えて八年目となる訳で、そろそろベテランの域に達しようとしております。










「アート」と聞くと、小難しい、なんだかよくわからないものを想像しがちですが、どなたでも先入観を持たず気軽に触れてみるべきものであるように思います。

確かに複雑にして難解な作品や、はたしておふざけなのか否か判断に苦しむ作品もある。

と同じく、これはなんだか自分の周波数と合う気がするな、とか、単純に美しいと感じそこの込められた意図に思いを馳せるモノもある。

まったく違う感性をもった人間の、深く思い描く世界を理解など到底出来ません。
しかしその摩訶不思議できてれつな世界に触れることで、日常ではないどこかへ連れて行ってくれるのが「アート」ではと思う。

怖い物見たさにも似た、知的探究心。
そんな言葉が「アート」というモノに抱く私の思いでございます。

同様なイベントが新潟でも開催されていると聞きましたので、そちらにも是非行かねばと思っている次第です。

さて。非常に長ったらしい記事となってしまいました。すみません。


しかし。来週も私の夏休みは続くのです・・・

非常にむふふ。でございます。

待っていなさい。京都はん。





9.22.2015

ミッションコンプリート

世の中シルバーウィークとやらですね。
皆様におかれましては、お天気にも恵まれ、さぞや良い休日をお過ごしかと存じます。

私はと申しますと。まったくもって通常運転中でございます。


・・・いけない、なにやら辛辣なご挨拶になってしまった。

ちっともうらやましくなんかないんだからねっ



醜いツンデレはさておき。
この週最大の注目と言えばアレでしょう。

お分かりですよね

9/25「iphone6s」が発売となります。

じゃじゃーん
張り切って予約からの初回出荷分ゲットでございますっ


カメラ性能を初め、軒並み性能がアップした模様で、これから始まる私にとっての遅めの夏休みは、カメラ要らずの身軽で快適なモノとなるでしょう。

予約も確定し気が緩んだのか、現在使用中のスマートフォンの画面に見事な亀裂が走っておりますが、現金なもので気にも留めておりません。



9/28月曜から9/30水曜日にかけて、中之条ビエンナーレというアートのイベントに温泉も兼ねて行ってまります。
久方ぶりの愛犬との旅行でもあります。


そしてその翌週、10/4日曜日から10/6火曜日に掛けては。

GO TO KYOTO

でございます。
もはや、住み慣れた実家に帰省するような心地よさがそこにあります。

今回の京都旅は、濃厚なおっさん四人旅となります。
どんな出会いが待っているのでしょうか。

新しい端末を存分に振るい、瞬間を切り取ってまいります。

ではまたその頃に。









9.09.2015

初秋のアル・デンテ

夏の気配も薄れ、快適な季節へと移行しつつあります。
これですっきり秋晴れと行けば最高ですが、生憎の天気が続いていますね。
激しい寒暖の差に、またしても風邪を引いたようです・・・まったく、今年は体調が優れません。


さてさて。
今年の猛暑の所為か、はたまた寄る年波によるものか、今夏購入して早々のTシャツが数枚、非常に嫌なニヲイを漂わせておりました。

漂白剤をはじめ、様々な洗剤を試してみたものの、朝の通勤で汗ばんだその瞬間、またしても不快なニヲイが顔をのぞかせるのです。

実はわたくし、非常に「ニヲイ」というものに敏感です。
仕事柄、お客様との距離も近く、なるべく体を清潔に、衣類も清潔にと心掛けているつもりです。

だもんで。
そんな不愉快極まりないニヲイを発する自分が許せない。

もうすてっちまおう、とも思いましたが、そんな贅沢出来るほどの余裕もない。

そんな折、ネットの情報を頼りに、とうとうたどり着いたようです。

とっておきの必殺技に。


なんの秘訣も秘密もなく、非常に単純な力技でございます。

ぐつぐつと煮えたぎる大鍋に容赦なく放り込み、まるでパスタを茹でるかのごとく、ふつふつと煮るのです。


所謂、煮沸というやつですね。これがもうびっくりする程有効です。

着古した衣類の繊維の奥に潜む嫌なニヲイにも有効でした。
無論、今年迎えた新参などすぐに根を上げ、爽やかな匂いを放っておりました。

これでもう部屋干しも、長雨も、恐れるに足りません。

憎っくき悪臭に悩まされてる方は少なく無い筈です。
ぐっつぐつにやっつけちゃってください。


※素材によっては取り返しの付かない惨事となる可能性も・・・タグの確認はお忘れなく。








匂いの原因として、この子の洗濯も共用してる洗濯機だからという理由も少なからずありそうな・・・

ぷらーんと、漫画みたいなヨダレ
見事でしょう

8.25.2015

未知との遭遇  Hiatus Kaiyote

眠っていた感性をたたき起こされたような思いでした。これは近年稀にみる経験です。

まるで違う価値観をもって存在するパラレルワールドで独自の進化を遂げた未知の音楽のような。
複雑な変調ビート、そしてそこに独創性の塊みたいなナイ・パームのボーカルが自由に美しく絡み合う。

「Hiatus Kaiyote」(ハイエイタス カイヨーテ)


カテゴリーとしては、ネオソウルだとか、フューチャージャズだとか言われているようですが、彼らは自身の音楽を「Multi Dimensional Polyrhythmic gangster shit 」(多次元でポリリズムなギャングスタシット)と呼んでいるようです。
なんのこっちゃさっぱりですが、オーストラリア出身という事もあり、土着の文化アボリジニ等、民族音楽からもインスパイアされているのでしょうし、ジャズ・ソウル・ダンスミュージックなど、独自のフィルターを通し、確かな演奏力が織りなす唯一無二の音楽はまさしく、ギャングスタ・シット、と呼ぶに相応しい説得力を持って迫ります。
エリカ・バドゥやプリンスといった個性の強いアーティストからも絶賛されている訳も分かる様な気がします。

そんな訳でえらく感化されてしまった私ですが、とてもうれしいニュースが。

9/27横浜赤レンガパークにて行われる「ブルーノート ジャズフェスティバル」に出演する模様。ロバート・グラスパーも出演とあって是が非でもお邪魔したいのですが。
残念ながら日曜日なのです・・・

臨時休業も辞さぬ思いでおりますが・・・有りですよね?
どなたか、ポンと背中を押してください・・・

















8.21.2015

夏の仕舞いともつ鍋  (お休みの変更です)

長年通っていたお店が、今月8月いっぱいで看板を下ろす事に。




未だ上陸経験の無い本場九州の味を知った店であり、膨大な数の焼酎(数百種)をストックしており、その味を教わったのもこちら。
そして今では気兼ねなく出来るようになった一人呑みも、こちらでの経験が大きい。


「如水」という屋号が表す通り、なぜかここを訪れる度、水の如し呑みっぷりで撃沈し、大迷惑をお掛けした事も数知れず・・・
そして終業後はいつも、共に深夜の川崎へと繰り出し、沢山の美味しい物や良い店を教えて頂きました。



閉店後は九州に戻られるという事で、今後お会いする事もなかなか難しくなるでしょう。

店主と奥様には日頃から大変お世話になっており、自宅に招く程親しいお付き合いをさせて頂きましたので、とても寂しい思いでおりますが、新たな出発と捉え、明るい前途を願うばかりです。

残り少ない時間、果たしてあと何度足を運べるか分かりませんが、出来る限り会いに行こうと思います。


ラチッタデラの二階、「如水」という店です。
機会があれば是非。8/31までの営業でございます。
旨いですよ。






先日お知らせしたお休みの件ですが、少々変更がございます。
以下の通りです。

9月
1(火)
7(月)8(火)
14(月)
21(月)    
28(月)~30(水)

10月
5(月)~7(水)
12(月)
19(月)20(火)
26(月)

ご迷惑おかけしますがよろしくお願いいたします。

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