5.29.2015

11年の歳月 Ann Sally - I wish you love

本年二度目の風邪をひきました。
なかなかハイペースです・・

寒くていやだ、という理由でサボっていましたが、そろそろ暖かく、というか暑くなってきているけれど、ジョギングを開始しなくては。
体力アップせねばなりません。


そして。

じゃじゃーん。
先日、うちの愛犬こすけくんが11歳を迎えました。
いやーありがたい。ここまで元気でいてくれて。

持病の心臓肥大と、慢性的な皮膚炎もあってなかなかお財布に優しくない彼ですが、今後とも元気いっぱいで益々お財布を圧迫し続けていただきたいものです。


うちのこすけくんは、音楽を嗜みます。


音楽が流れている部屋にやってきて、いつもよりもリラックスした様子で深く溜息を吐き出し、スヤスヤと眠ります。

ただの偶然だろう?とお言いですか?

否、
彼は音楽を嗜むのです。

聞くところによれば、植物も音楽を聞かせた方が元気に育つようです。
心地よいという感覚は、生きとし生けるものすべてに共通するのかもしれません。
理屈じゃないことってあると思います。


長くお留守番をさせてしまう時には、こんな音楽を流して出掛けます。
わりと女性の声かインスト曲が好きなように思います。

馬鹿な飼い主と言われても仕方ありませんね。
だって、本当に音楽が好きなんですもの。彼。



5.25.2015

ゆきてかえりし    Sarah Fonteyne-Beautiful


FCバルセロナがリーグ優勝を決めました。
国王杯、チャンピオンズリーグと大一番が続き、三冠の可能性も。
今後も目が離せません。

しかし。 
実に喜ばしいのですが、17年間という長きにわたり中心選手であり続けた「シャビ エルナンデス」選手がチームを去る事になり、とても残念な気持ちでおります。
今後は指導者も視野に入れながらも、カタールで現役続行するようです。
いつかバルサを監督として率いる日を心待ちにしつつ応援しております。




さて。
急きょいただいた三連休の最後は「大アマゾン展」に行ってきました。

多種多様な生物を抱く広大なアマゾン。童心にかえったような、ワクワクした気分を味わえました。

4kなる新技術でとらえた映像作品がなかなか見ごたえありました。
夕日のシーンなど思わず見とれ、スコールが降る熱帯雨林の湿度や匂いまでが届いてきそうなくらいリアルでした。

技術は日々進歩しているのですね。まったく追いつけません。
そういった視点で見ると、古代から姿を変えないアマゾンの生物達との対比も面白いものです。
















近所のクラフトビール屋でがぶがぶとやり、ほろ酔い気分で帰宅。
良い休日となり、仕事への意欲も益々湧いた気がするような、しないような・・



そろそろ梅雨も近いようで。
気持ちだけは晴れ晴れと過ごしたいものです。








クールでメロウなソウル。最近はそんな音楽を好んでいます。


5.23.2015

やねせん   Take Me As I

改装以降なかなか忙しく、ちょいと一息する為、急きょ三連休を頂いておりました。

ゆっくり休みながらも、ちょいちょいお出掛けも致しました。

まず日暮里駅から根津を目指す、谷根千歩き。




ガラス細工の雑貨屋さん。すてきなしおりを購入。

酒屋の軒先でゲソ揚げをビールで流し、かわいい小物やさんを巡り、のらくろみたいなにゃんこと遭遇し、根津神社に向けて歩きました。





坂があり、猫が多く、商店街が元気。下町情緒あるよい街ですね。

前回、根津神社を訪れた際は気が付かなかったな、鳥居があるんだ。なんだかちょっとこわいです、鳥居って。




谷根千歩きとは、ここに行くための口実のようなものでした。
吉田類の酒場放浪記(女酒場放浪記も)で気になり、いつか訪れようと目論んでいた店の一つ、根津の有名店「車屋」。
店主はあの鉄人・道場六三郎氏のお弟子さんだという。正統派の味に期待し開店と同時にいざ入店。

5:00オープンから一時間程で、一階席はほぼ満席。予約が吉。




大好物しめさば。塩が強めで醤油いらず。絶妙の〆具合。

名物の大きなだし巻き卵。ふわっとしてあまくってやさしい味。
旬のかつお。ただただ旨い。


本当は、〆に名物メニューである鯖の棒寿司を頂きたかったが、すでに満腹状態。
甘味処の誘惑に負けたのが悔やまれる・・残念ながら次回に持ち越し。


期待に違わぬ味ではあったが、先の京都で頂いた洗練された味の数々には及ばないかなぁ・・
と、なにかにつけ京都補正がかかってしまうのが最近の悩み。いけない。


この界隈はまだまだ奥が深い様なので、次は湯島を散策して見ようと思っております。
なにやらステキな街だと耳にしましたよ。









気持ちの良い声をお持ちです。天気に良い日に聴くお気に入りです。

5.12.2015

そこに存在する隔たり

季節外れの台風が近づいてるようです。
火山もしかり、気候までも安定を欠いておりますね。

さて。
昨日、私の好きな街の一つである二子玉川でぶらりとしてきました。
とてもコンパクトな街であり、きゃっきゃとした感じの無い落ち着いた時間を過ごせる場所なので重宝しています。

植物を一つ買い求め、ぴたりと好みのシャツと出会い、河原でビールをやり、なかなか良い休日となりました。

店に児童向け本の用意がなかったもので、とても可愛らしい絵本と出会えたのは収穫でした。
でもこれ、大人でも十分楽しめちゃう作り。うむうむと夢中になってしまいました。




「かわむこう」という表現を耳にしますが、確かにあるかもしれませんね。

良く整備された芝生と人口の小川、ピクニックを楽しむ親子やカップル。川崎側ではあまり見かけない光景です。
どうでしょう、ひとつ川崎区も河原の緑地化から初めてみては。
条件は同じようでも、なかなかむずかしいのだろうけど。あるいは意識の違いなのでしょうか。




そして。
ヘッドスパの件ですが、ようやく形に成りつつあります。
お客様にお試し施術させていただき、一定の評価を頂いておりますので、来月からは正式にメニュー化させて頂く予定です。

ざっと概要です。(まだ試行錯誤しておりますので、変更する場合もあります。)

スパメニューとして、
1、炭酸によるもの。
2、爽快感のあるクールタイプの炭酸によるもの。
3、オーガニック系のアロマタイプによるもの。

上記いずれかで行います。

カットやその他施術と一緒の場合は、約10~15分のスパで¥2000。
スパのみの場合は+¥1000。

スパと髪のトリートメントを併用される方は¥3500~¥4000。
ホームケア用の集中ケア商品もお付けした場合、+¥750。

ちょっと分かり難いですね・・・

正式なものは改めてご提示させていただきます。

よろしくお願いします。


新たなシャンプー台になってからというもの、今までにない肩こりと腰痛に見舞われています。
体に余計な力が入っているせいか、はたまた年齢によるものか・・

初マッサージになど行ってみようかしら。
良い医院やお店などご存知の方、是非教えてください。わりと切実です。









5.08.2015

さらし者とバーベキュー  Roland Alphonso & The Supersonics - Never To Be Mine

連休の最中、三浦半島のさきっぽ、三崎口の実家で催されるバーベキューに行きました。

巷では、みさきまぐろ切符なるものが出回り、その日も大変馬鹿げた混雑。
満員の京浜急行では電車に酔った子供の吐しゃ物(またか)を浴びそうになり、なおさらうんざり・・どうやら今年は電車が鬼門らしい。

しかし、父が仕入れためっぽううまいイカを炙り、泡を呑み、ステーキ肉を赤ワインで流すころにはすっかりと上機嫌。
腹も膨れ、しばし歓談。

が、おもむろに母が投下した爆弾。これが少々問題であった。

ばぁちゃんの遺品を片付けていた所、懐かしい写真が多数出てきたらしい。
孫の成長をちくいち祖母に送っていたらしく、兄妹達の膨大な数の写真があった。

人には見られたくない、知られたくない過去という物がある。その目を背けたくなるような痛々しい過去の大半がそこにあった。

常日頃から目ざとく人のはずかしい過去などを掌握し、ここぞとばかり笑いのネタとする末妹。そしてお調子者の最たる見本のような義弟。
その二名の目がキラキラ輝き、恰好の餌食となる写真たち。

「アニキやべーこれ」

「ぎゃははおにぃちゃんダサーい やばいー」

「・・・・」

もっとも酷かったのが成人式の写真。
白い袴に金髪混じりの汚い髪、人差し指に光るごついリング。絶望的ナンセンス。
げらげらと嘲笑する末妹、調子に乗った義弟などはスマホの待ち受けにそれを設定し見せつけてくる始末。

もう少し若い頃であれば、顔を真っ赤にして否定していたかもしれないが、写真の頃から既に20も歳を重ねれば変わらない人間などいない。
ついには彼らと一緒になって大いに笑い転げた。
そして、

「おねぇちゃん ぶす~」

黙って見ていた上妹にも火の粉が降りかかった頃、楽しい宴も終わりを迎えたのでした。








バーベキューなど、音楽があると俄然盛り上がりますよね。
夏はやっぱりこんなのがよいな。

5.05.2015

KYOTO TRIP #3

こめかみ辺りに昨夜の余韻を覚えながらも、二日目の寺社巡りへと向かう。

まず向かったのは上賀茂神社。
鴨川を越え一時間程バスで行く。

式年遷宮である事は想定外であり、得をした気分。頂いたご朱印も特別なものだった。

この上ない天気であり、空と緑と手入れの行き届いた白砂利とのコントラストが美しい。



参拝を済ませ境内を散策する。
小川が流れ清々しい。新緑の木立でピクニックする親子連れも見かけた。





なぜかここだけ秋の様相。寺社に赤は映える。
 



心地よい境内を散策していると、時計はあっという間にお昼を指していた。
前回京都を訪れた際に気になっていた「鯖街道 花折」を目指した。お目当ては鯖寿司。

新葵橋バス亭近くであり、次の目的地である下鴨神社も徒歩圏。



三貫で約¥1800となかなかのお値段。
上品な鯖寿司であった。小さな鯛の入った吸物も絶品。
ぎぅっとつまったお寿司であったため、見た目以上に腹が膨らんだのは幸い。

そして下鴨神社へと向かう。
参拝を済ませ朱印をいただき、糺(ただす)の森で小一時間ほど食休みとする事にした。



思えば、京都に惹かれるきっかけとなったのは小説の影響であった。
その舞台である、下鴨神社、糺の森、鴨川デルタ、葵橋。
今日はその地をのんびり散策し、旅の結びとする予定である。

 
高野川と加茂川が形成する三角州を鴨川デルタと呼ぶ。
市民の憩いの場であり、鴨川の出発点となる地点。
心地よいという感覚は万国共通なのか、京都の学生に紛れ敷物で寝ころぶ外国の方も多く目にした。

夕日を見届け帰路につく予定だが、まだ早い。土産を求め出町商店街を歩くことにした。
美味しそうな食材や惣菜が並び、早くも腹が減る。

目に留まったのは、ご高齢のおばぁちゃんが営む漬物屋。関東では見慣れない京野菜の漬物などを見立ててもらい土産とした。
上品なおばぁちゃんにほっこりとした気持ちのまま、暮れ始めた鴨川に戻り再び散策。
管楽器を練習する学生の傍ら、ベンチに腰を下ろしコーヒーを頂き、のんびりと本をパラパラとする。
決してお上手とは言えない演奏も、ここにあってはとても心地よいBGMに感じた。

 


予定を詰め込めば恐らく、あと数か所は観光できたであろうその時間を、ただひたすらのんびりと過ごした。



「葵橋から清冽な賀茂川の流れを覗いて天下に誇るべき夕景を望む。下流を眺めると、両岸に盛り上がる新緑が夕日に照らされて美しかった」
といった程、すばらしい夕景とはならなかったものの、あの場所で過ごしたひと時は私にとってこの上なく贅沢な時間でした。


すっかり暮れてしまった空に一抹のさみしさを感じながらも、帰りの電車迫る京都駅へと向かう。

さて、この旅最後の食は何を頂こうかしら、と熟考に熟考を重ねた後、選んだのはこれ。


最後までうどんと迷った挙句、ビールとの相性に勝るこちらを選んだ。
もちとコーンとチーズの入ったお好み焼き。
はふはふとやり、ぐびぐびと飲む。
美味。

ふた切れ目くらいで、やはりぶた玉が正解であったかな、と思ったりもしたけれど。
まぁ悪くない〆となった。



ちょっと映画見に行ってくる。といった具合に、まるで日常のスタンスで、ちょっと京都いってくる。
そんなのってステキだなぁと思う。

人との出会いをこの上なく堪能させていただいたあの酒場に再びお邪魔できるのも、鴨川デルタで敷物広げて弁当を頬張るのも、またそう遠くない日であるような気がしております。

長々とお付き合いありがとうございました。これにて、了でございます。



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