12.09.2023

凄まじい速さで年末ですね。

私事ですが、2024年は新たな環境での生活が始まりますので、それに伴い現状把握してみたり、将来に向け具体的な目標を掲げたりと、気づけば本当にあっという間の一年でした。

少し早いですが、本年も大変大変お世話になりました。

来年もより一層励んでまいりますので、どうぞよろしくお申し上げます。

疫病も厄災もない、あたたかでおだやかな新年をお迎えください。



年末年始のお休みのお知らせ

12月

4(月)5(火)

11(月)

18(月)

25(月)


1月

(月)~(金)

8(月)

15(月)16(火)

22(月)

29(月)

となります。

年末にかけてご予約のお問い合わせが多くなってきております。ご予定ございましたら早めのご連絡宜しくお願い致します。

https://lin.ee/M7WUCEd





蛇足。

最近ハマっているアニメがあります。

「葬送のフリーレン」ご存じですか?

RPGゲームのような世界観ですが、ありがちな勇者一行が冒険の果てに魔王を倒し世界に平和をもたらしましたーってお話ではなく、その後日譚。

人から見れば永遠とも呼べる時を生きるエルフ「フリーレン」

長寿であるがゆえ、短命な種族「人間」との差異が感度を鈍らせ無感情な彼女でしたが、かつての仲間「勇者ヒンメル」の死に際して、大切なものを失う悲しみを知り後悔に涙する。そんな彼女の心の機微を描いた物語です。

個性的な登場人物たちのクスッと笑える描写も魅力ですが、どこか儚い余韻が心に残ります。


2クール連続放送で半年間ほど楽しめるんだとか。

たのしみー!

ちなみにわたしは不器用で心優しいシュタルク推しです。

10.27.2023

中之条ビエンナーレ2023

このところ、来年1月に控える自宅の引っ越しをにらみ、大規模断捨離中です。

1年着ていない、使用しないモノは捨ててよいとか、不用品を家に置くことでその不要なモノの家賃まで支払っているだとか、そんな啓蒙めいた言葉がミニマリスト界隈から聞こえてきます。たしかにそうだよなー

価値が見込めるものはメルカリなど利用し、サイズ感が合わないもの、時代に合わないものなどはまとめてブックオフに持ち込んで処分しました。

衣類、AV機器、ホビー用品などおおよそ80品ほど持ち込んでみたところ、え?と目を疑う買い取り金額でしたが、空間が増え風通しが良くなったクローゼットは心地よいし納得しましょう。。

さらにきびしく厳選すればもうひと段階モノを減らせそうな気がするので、引っ越しまでの二ヵ月間は捨てフェス継続です。


さて、二年に一度の恒例行事「中之条ビエンナーレ2023」に行ってまいりました。





二泊三日のスケジュールでしたが旅行二日目がイベント最終日だった為、賞味一泊二日分の鑑賞となり、あいにくの雨や祝日の混雑もあり思うように回れなかった印象。

全作品コンプリートするにはおそらく3日は必要となりそうです。

様々なジャンルの作品が盛りだくさんでしたが、↑西島雄志さんの作品が印象に残りました。

古民家の屋根裏にライトアップされ浮かぶシシ神様みたいな神秘的な鹿。いろんなアート展で拝見していますが、今回も別格でした。

2021年のビエンナーレで鑑賞した鳳凰も圧巻でしたが、この造形を自身の手でグルグルと丸めた無数の針金で作成しているのだそう↓


よくみるとグルグルの針金。気が遠くなる作業


他にも印象的だったのが、廃校の体育館いっぱいに敷き詰められた手書きの抽象画。びっくりするような大作。















最終日とあって、各作品の元に作家さんがいらっしゃることが多く、作品から受ける印象と相違があったりして別視点でも楽しめました。


グルメの方は、初日は酒屋さんの営む宿とあって四種の地酒が振舞われるコースでした。食事のボリュームが凄まじく、いつもなら旅館のお上品な料理などペロリンと平らげる私もビックリの量でした。テーブルに乗り切らないお料理たちはお味も良く、特に馬刺しは絶品。群馬って馬刺しも美味しいんだ。





二日目は草津に宿泊しましたが、特にリサーチせずぶらりと散策。

人だかりの湯畑を横目に、たまたま迷い込んだ裏草津なるエリアで新店ぽい綺麗な焼き鳥屋を発見。

地酒のひやおろしと絶妙焼き加減の串で楽しめました。





お揚げの串が美味しかったなー
でも、中之条にある「道の駅霊山たけやま」の花豆ソフトと、こちらも中之条にある「おてのくぼ」のお赤飯、この二つが今回の旅の同率一位。
お赤飯に至っては、初日にお弁当で、最終日の帰路に定食で頂いちゃいました。






という訳で、観て食べて、やはりビエンナーレはステキな休日を提供してくれる良イベントでした。

最終日、チャツボミゴケ公園観光と、群馬のソウルフードといえばパスタ、を食べる予定でしたが叶わずでしたので次回は必ず完遂しようと思います。


お留守番ちゃんとしてくれてました。

植木ひっくり返ってたけど。

おいニンゲンおそかったなチュールくれ

お休みのお知らせ。

11月

6(月)7(火)

13(月)

20(月)21(火)

27(月)

となります。宜しくお願いします。



https://lin.ee/M7WUCEd

引き続きライン登録もよろしくお願いします。

9.30.2023

秋風何処

残暑どころか猛暑の9月末某日。

 十数年ぶりに生田緑地までツーリングがてら行ってきました。


平日の割には人も多く、レジャーシートを広げお弁当を食べる人々や、広場で駆けるどこかの遠足らしい子供たちであふれていました。

外国の方も多く見かけましたが、日本民家園があるから?それとも巨匠に会いに?

という訳で、私も初めて「川崎市岡本太郎美術館」を鑑賞。





熱出しそうなくらいすごかった。

「今日の芸術は、 うまくあってはいけない。 きれいであってはならない。 ここちよくあってはならない。 それが芸術における根本条件」

うん、たしかに巨匠の作品には心地よさなんて微塵も感じない。

けれど強烈に感じる「生」への探求や渇望とも呼べるあふれんばかりの情熱情欲。

なんかすごいもの見ちゃった。

素晴らしい著書も沢山あるみたいなんで、近く読んでみようと思います。

因みに1954年に発売された作品の一部を抜粋してみましたが、現代においても違和感のない説得力を持っているなと感じました。↓↓↓


『今日の芸術―時代を創造するものは誰か』
著者:岡本太郎 出版社:光文社


生きるよろこび

 まことに、芸術っていったい何なのだろう。
 素朴な疑問ですが、それはまた、本質をついた問題でもあるのです。
 芸術は、ちょうど毎日の食べものと同じように、人間の生命にとって欠くことのできない、絶対的な必要物、むしろ生きることそのものだと思います。
 しかし、何かそうでないように扱われている。そこに現代的な錯誤、ゆがみがあり、またそこから今日の生活の空しさ、そしてそれをまた反映した今日の芸術の空虚も出てくるのです。
 すべての人が現在、瞬間瞬間の生きがい、自信を持たなければいけない、その喜びが芸術であり、表現されたものが芸術作品なのです。そういう観点から、現代の状況、また芸術の役割を見かえしてみましょう。


◎現代人は、部品になった

 私はいま、芸術はけっきょく生活そのものの問題だといいました。
 ふつうの人は、「生活」というと、働いてその日その日をなんとか食いつなぎ、余暇には適当な娯楽、といってもせいぜい映画や、プロ野球、プロレス、ボクシングを見たり、あるいはハイキングか、温泉旅行というようなレクリエーションをするくらい。そして翌日からは、また精を出して、食うために働く。それが、まああたりまえ、人間なみの生活だというふうに考えています。
 なるほど人は、社会的生産のため、いろいろな形で毎日働き、何かを作っています。しかし、いったいほんとうに創っているという、充実したよろこびがあるでしょうか。正直なところ、ただ働くために働かされているという気持ではないでしょうか。
 それは近代社会が、生産力の拡大とともにますます分化され、社会的生産がかならずしも自分本来の創造のよろこびとは一致しないからです。逆にただ生きるために義務づけられ、本意、不本意にかかわらず、働かされている。一つの機械の部分、歯車のように目的を失いながら、ただグルグルまわって働きつづけなければならないのです。
「自己疎外」という言葉をご存じでしょう。
 このように社会の発達とともに、人間一人一人の働きが部品化され、目的、全体性を見失ってくる、人間の本来的な生活から、自分が遠ざけられ、自覚さえ失っている。それが、自己疎外です。
 自分ではつかうことのない膨大な札束をかぞえている銀行員。見たこともない商品の記帳をするOL。世の中は自分と無関係なところで動いているのです。
 一日のいちばん長い時間、単一な仕事に自分の本質を見失いながら生きている。
 たいていの人は、食うためだ、売りわたした時間だから、と割り切って平気でいるように見えます。しかし、自己疎外の毒は、意外に深く、ひろく、人間をむしばんでいるのです。
 義務づけられた社会生活のなかで、自発性を失い、おさえられている創造欲がなんとかして噴出しようとする。そんな気持はだれにもある。だが、その手段が見つからないのです。


今日の芸術―時代を創造するものは誰か (光文社知恵の森文庫)

著者:岡本太郎 出版社:光文社より引用。

腑に落ちる一文だなと。多才な方だったんですね。


という訳で、来る10月、芸術を爆発させに二年に一度の恒例行事「中之条ビエンナーレ」へと出かける予定です。たのしみすぎるー



それとそれと、お客さんとお話していて初めて知ったことなんですが。

「猫の脚にヒゲあるのしってる?」

アシにヒゲ?

って、帰宅して急いでアンチョビさんの脚を確認。すると・・・




見ずらいけど、確かに発見!

これのおかげで物を落とさず棚の上やら食器棚の上を忍び足できるんですね。

手根触毛とよぶらしいですよ。顔にあるおヒゲと同じくレーダーのかわりなんですね。

白毛だから気が付かなかったな

学びになりました。


お休みのお知らせ

10月

2(月)

8(日)~10(火)

16(月)

23(月)

30(月)31(火)


となっております。宜しくお願い致します。





8.22.2023

そぞろあるき

 どこかミステリアスで美しい顔立ち

「アンドロイド」という形容が言い得て妙なSAORIさん。

2017年、東京ゲームショウで演じたアンドロイドパフォーマンスが話題となり大バズりしたそうです。

そんな彼女が様々な場所を旅をする「散歩するアンドロイド」というYouTubeチャンネルにどっぷりハマってます。


中でも最長片道切符の旅というシリーズは、全30話ほどの長編シリーズでしたが、休日を費やし一気見。没入感がすごかった。

 

最長片道切符とは、

一般に日本JR(旧国鉄)の路線で北海道から九州まで経路が途中で重複しない発駅から着駅までの距離が最も長い経路を持つ片道乗車券の呼称。


と、なんだか難しいですが、SAORIさんが選択したルートは、北海道稚内をスタートして長崎県大村まで、一筆書きのように同じ駅を重複せず一番長い距離を選択しゴールする。といった、机上の娯楽が現実になったようなとっても過酷な旅です。(認識間違っていたらすいません。鉄道よくわかりません・・)

切符の有効期限は二か月。様々な土地のグルメや風景をアンドロイドという一見クールなロールプレイとシュールな笑いも織り交ぜ進む旅は見ごたえ十分でした。

暑くとも暦は秋。夜長のお供におすすめです。




と、お盆は三連休頂きゆるりと過ごしておりました。

下車した事のない駅を散策しようと、大船駅を選択。

軽く昼のみランチから、たまたま見つけた大船~北鎌倉の散策ルートを頼りに、酷暑の中汗だく散歩。

駅前を抜け住宅地を横切り、地元の方しか利用しなそうな一見私道のようなディープなルートを進むと「らしい」景色が見えてきました。






いくつかのトンネルを抜け、北鎌倉駅が見えてくると目当てのご褒美はもうすぐ。線路脇の細い路地を抜けていく。






北鎌倉駅から徒歩数分「CALVA」でチョコレートのソフトクリームで労い。

茹だるような暑さの中、一時間程の散策でしたが、王道コースとは違うニッチなルートが個人的にはとても好みでした。

今回のルートはこちら→https://tabicoffret.com/article/81051/


そして、自宅でタコパや寿司を握ったりもしました。

タコスはまりそうです



割とぽく出来てませんか?にぎにぎ楽しかった


それと冒頭のSAORIさんも動画で訪れた鶴見線の秘境駅「海芝浦駅」にもふらり。

下車するとそこには海がドーン。

目の前につばさ橋も見えました。夕暮れを狙ったのですが、あいにくの天気で大粒の雨に降られてしまいました。


近くでもまだ見ぬ知らない場所ってあるものですね。

ピンっとアンテナ張っておこう。



お休みのお知らせ。

9月

4(月)5(火)

11(月)

18(月)19(火)

25(月)

となります。宜しくお願い致します。

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