10.05.2026

匂

 

あのひとは危険な香りがする、だとか

きみは鼻が利くね、だとか

目に見えず、音もしない「におい」には、

予感のような、本能に訴える気配をもっている気がする



植物、動物、スパイス、酒、人と性、歴史上の人物と香水など、さまざまな視点で香りの世界を深掘りした一冊

「調香師の手帖」著 中村祥二

その中で印象的な一文があった


「目とか言葉とかではつかめないものを、つかみ出せるのが鼻である。

においはいい意味で現実的で、他人と自分との本当のかかわりを指し示すという力を持っている。」

 

動物がそうであるように、人もさまざまな場面で、においを判断材料にしている事があると常々思っていたので、とても合点がいった

詩人・荒川洋治さんの、人の匂いと相性についての秀逸なエッセイも紹介され、的確な表現に感心


「好きな人は、におわない。ひとまず僕はそう見ている。

それは、その人が化粧をしているか、いないかにかかわらない。

人にはその人のにおいというものがある、といわれている。

においは個性といってもよい。

しかし関わりがふかまってくると、ハナがなれてくるのだろうか。

少しずつその人に対して、においを感じなくなる。

でも、どんなにしょっちゅう会っていても、においがのこってしまう人がいる。

もちろん相手も、こちらに対して同じことであるかもしれない。

いつまでたってもにおいを感じてしまうという人は、けっきょく、ちょっと乱暴な言い方になるが、そりが合わない人だと判断することになるのだ。

においのない人、見えない人こそ、自分にもっとも近い人なのではないか」


たしかに。

水も空気も、好きな相手も、無色透明、無味無臭が良い気がする 

無個性がよいといっているわけではなく

ただそこにニュートラルな感覚でいる

だれかにとって、そんな空間に不要な要素が入り込めば、嗅覚という本能がくんくんと働いてしまう


嗅覚と聴覚で危機をかぎ分け、弱肉強食の世界を生きる動物たち

一方、人類は大きな脳のおかげで、高い知能と便利な道具を得たが、著しく退化したのが嗅覚なんだそう

難しい専門用語も多かったけれど、とても興味深い一冊となりました。

お気に入りの香水はイソップの「イーディシス」と「マラケッシュ」
つけ心地よく、ウッディーな香りのボディバームも〇






そして、初開催となる

「前橋国際芸術祭2026」に行ってきました










初回という事もあり、荒削りな部分も散見されましたが、伸びしろは多くありそう

アートな白井屋ホテルをはじめとする個性的な建築物が、今後続々と建設予定されているようです

白井屋ホテル
内部の梁がかっこよい



アーケード街も、数年後には大きく改築する予定地がいくつもありました



数年後、街の変貌の一助としてイベントも盛り上がって行くことでしょう


そして、群馬には登利平がある

これのためにイベントに来たまである

焼き鳥と唐揚げと、群馬のお酒で腹を満たし、しっかりとお弁当までテイクアウト(チョビとパプが待ってるから日帰り 帰宅後pm11:00にぺろり)

ガリっとクリスピーな衣がスバラシイ 自分史上最高の唐揚げかも

甘くてもったりしたタレがクセになる 日本酒にも合う

高崎駅でもやっぱり食べました これ美味しー

pm11:00に味わう鳥めし 背徳感やばし


11月に展示作品が増えるみたいなので再訪してきまーす

比重 7:3(登利平:ビエンナーレ)


お休みのお知らせ

10月

5(月)6(火)

12(月)13(火)

19(月)20(火)

26(月)27(火)

となります。

よろしくお願いいたします。

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