ブログ更新宣言の勢いそのままに連続投稿。
こんにちは。
時には浅く広く、時には狭く深く、私にも趣味と呼ばれるものが存在します。
そうですね、一番の趣味といえば音楽を嗜むという事につきますが、次いで酒を少々やる、美味いモノを食らう、以下浅く広い方をいくつか挟み、読書というインテリ風趣味が実はあります。
なかでも「村上 春樹」氏の作品を好みます。
皆様もご存じ好き嫌いの分かれる超弩級メジャー作家ですね。
あくまで私的感覚ですので、いやそうじゃないよキミ、と思われる所もあるとは思いますが。
物語そのものに終始してしまうと、
なんだこりゃいみわかんねぇ、とか、
素敵な女性とばかり行為におよびやがってゆるせん、とか
そのあまりにも露骨な性描写だとか、有りえないほどキザなセリフだとか
鼻についてしまうでしょうね。確かに分かるんです、私も感じますし。
個人的に魅力を感じるのが、「詩」のように素敵な比喩や表現力の方なんですね。
言ってしまえば、物語そのものは彼の文章を読むためのあくまで方策なのです。
「それは本当に素敵な笑顔だった。そのへんにある何もかもをお盆に載せてもっていきたくなるような笑顔だった。」
とかね。こんな比喩、普通出来ませんもの。
国内外で多くの人々を魅了する魔法のコトバは、受信する側のアンテナ次第でどうとでも形を変え、様々な評価となるのでしょう。
うむ、上手く伝えられませんが
故に私はムラカミ作品が大好きであります。
そう、中編・長編小説に話題が集まりがちですが、彼の魅力はエッセイにもあると思います。
一般的な価値観を持ち、健康的な生活を送り、時には笑いのセンスも秀逸であったり、綴られる日常から受ける印象は平凡ですらあったりする。
エッセイと小説作品達とのそんなギャップも楽しめたりします。
おススメを小説、エッセイから一つずつ。
「海辺のカフカ」
「うずまき猫の見つけ方」
現在、こんなサイトも公開されています。
http://www.welluneednt.com/
読者の質問にムラカミさんが返答する企画ですね。
非常に興味深いやり取りもあります。
というわけでそろそろ。
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