満開ですね。そしてやけに暖かい。
今日は五月中旬の気温だとか。季節の移ろいが穏やかではなく極端になるのが温暖化の特徴と聞いたことがありますが、まさにその通り。春をすっ飛ばして初夏でございます。
春特有の強風と憎っくき花粉を除けば本当に良い季節です。
近所にも桜が綺麗に咲く公園があり、ピクニックをする親子など見かけると何とも言えず穏やかな気持ちになります。
さて。
最近読んでいる小説の舞台が京都なのですが、いつぞやも小説の影響で京都へ旅したことがあります。
この度お店の改装工事中を利用して京都一人旅を計画しておりますが、こちらも小説に感化され、この目で見てみたい風景があります。
「御蔭通を辿って下鴨神社の参道を横切り、下鴨本通へ出た。京都家庭裁判所の前から下鴨本通を渡れば、目の前に流れるのは加茂川であり、そこに掛かっているのは葵橋(あおいばし)である。葵橋から清冽な賀茂川の流れを覗いて天下に誇るべき夕景を望む。下流を眺めると、両岸に盛り上がる新緑が夕日に照らされて美しかった。葵橋から眺めると、暮れゆく空がぽっかりと広く見えて、川下にかかる加茂大橋をバスや車が行き交うのが見えた。」
割愛した部分もありますが、大まかこのような文章でありました。
前回下鴨神社を訪れた際は、本宮の改修工事などもあり、存分に見ることが叶わなかったので、今回は葵橋からの夕景を含めとても楽しみにしております。
無事夕景を楽しんだ後は、勿論。ことさら楽しみな夜の街へと繰り出すわけですが、先斗町界隈、木屋町辺りはなんとなく把握できたので、今回は烏丸界隈をパトロールしてまいります。
ほんとうに京都の食には洗練という言葉がよく合います。
洗練という言葉に負けず、きちんとしたオトナの振る舞いでお邪魔しようと思います。一人呑みなのだから、オトナでない呑み方をする方がそもそも難しいだろうけど・・
そんなわけで、すっかり京都の虜と成り果てたわたくしでございます。
春のぽかぽか陽気に、足取りも軽やかな一曲で〆ます。
良い一日をお過ごしください。
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